長期優良住宅を取得した方がいいのか悪いのか

あまりネット上では検索に引っかからない内容をメモ代わりに書いておく。

各市町村でも補助金

地域型住宅グリーン化事業の補助金が有名ですが、
各市町村でも長期優良住宅にすると補助金がもらえる場合があるので
自分が建てる市町村で調べてみるのをオススメ。
うちの地域は30万円貰えるみたいでした。

資産価値

国土交通省が「戸建住宅価格査定マニュアル」というものを出しています。
基礎・躯体の減価方法として、
1(長期優良住宅相当) :100年
2(劣化対策等級3相当):75年
3(劣化対策等級2相当):50年
4(昭和60年以降に旧公庫融資を受けている):40年
5(上記以外):30年
と定めています。

今から建てるなら普通の家で40年で無価値に
大手などで立てれば劣化対策等級3は付いてくると思うので75年で無価値に
それが長期優良住宅なら100年になります。
たまに営業さんに「売るわけではなければいらないよ?」と言われたりするのは、
減価方法の違いからくる話なのかもしれません。

個人的な予想

脱炭素への世界的な流れからすると、エコハウスが税制などで優遇される時が来るんじゃないかと思っています。
その時、UA値やC値、BELSより長期優良住宅が判断基準になったりする可能性もあるのではないかと…

実際のところ長期優良住宅はそこまで高い基準ではないので
長期優良住宅より優れたエコハウスなんていくらでもあるわけですが、
そこは国がやることなので長期優良住宅っていう認定がものを言うパターンもありえそうだなーっと。。
(減価方法の査定がまんまそうですし)

基本的にまともな工務店や大手で建てると長期優良住宅を取得できる仕様で建つと思います。
あとは申請費用(15万〜20万くらい)を払って取得するか否かです。

申請費用は補助金や控除でペイできると思いますし、
自分達が死んだあと子供が家を売る際にも売却価格でペイできそうですし、
申請費用が絶対出せないというカツカツ状態じゃなければ取得しておくのがベターかなと思っています。
(でも結構カツカツになるのが家づくりの現実だったり…)